学校帰りにプログラミングを極める小学生たち。将来有望すぎる!

 福井に住んでいると当たり前のことでも、県外から来た人間にとっては、なんじゃこりゃって思うことがいっぱい。今回も都会女子的にはありえない福井の事情あれこれ。

 ●天才小学生多すぎ  

 私が住んでいた福井県鯖江市は、オープンデータなどに取り組んでいて、全国でもITの分野では有名なまち。
 街中に、文化財である旧鯖江地方織物検査所を改装して作った、Hana道場という場所があります。
 ものづくりやITをキーワードに、さまざまなイベントやワークショップ、教室が開かれています。
 コワーキングスペースとしても使えるし、とっても居心地がいいからたまに行ってたんだけど、ここで驚愕の光景を何度目の当たりにしたことか(笑)

 ここは、鯖江市に開発センターがある、ソフトウェアの開発を行っている会社、jig.jpのIchigoJam(イチゴジャム)というパソコンが使えるのが目玉。
 このIchigoJam、普通のパソコンと違って、プログラミングしか出来ないんだけど、そのプログラミングをするために、毎日たくさんの小学生が集まってくる。

 放課後の時間とかに行くと、学校帰りの小学生たちが、まるで友達の家に来たみたいにふらっと入ってきて、IchigoJam広げてプログラミングを始めるの。
 プログラミングが遊びって…。
 どんな小学生だよって思うよね。
 でも、自分でゲーム作ったり、ものすごい高度なことしてて、すっごい楽しそうだった。
 「LED1」って打ったら電球がついて、それに大喜びしてた私、完敗(笑)

 この場所に、ものすごい意識高い優秀な子たちが集まってるだけなのかと思ったんだけど、鯖江市内にはプログラミングクラブがある小学校もあるんだって。
 私が小学校の時なんて、せいぜいパソコンクラブだったよー。
 中学校からプログラミングが必修になったり、初等中等教育段階でのプログラミング教育を文部科学省が推進していたりと、どんどんプログラミングが身近になっているとはいえ、これはすごいと思う。

 そんな鯖江市の進んでいるプログラミング文化に刺激されて、お隣の越前市でもプログラミング教室ができたらいいなーなんて画策中みたいで、いろんな人がHana道場に見学や視察に来てくれたりもしてる。
 Hana道場からどんどん広がって、福井県内でプログラミング好きな子供たちが増えたらいいね。

 将来、ロボットがもっと増えたら、人間の仕事はどんどん消えるっていうけど、その分プログラミングの仕事は増えると思うんだ。
 そんな時代に活躍できるような可能性あふれる子供たちが、ここ、福井からたくさん生まれますように。

●福井のテレビが色々理解できない

 福井で一番驚いたことって行っても過言じゃないのが、テレビかな。
 田舎田舎言うけど、まあこんなもんでしょって感じだったし、そこまで生活に不便を感じたことはなかったんだけど、テレビだけは気になることだらけだった。

 まず、NHK以外のチャンネルが2つしかないってどういうことなの!?
 じゃあ2つのキー局のテレビしか見られないのかって思ってたら、FBCは日テレもテレビ朝日も両方の番組が見られる。
 もうわけわかんない。

 調べてみたら、FBCは全国でも3つしかない、クロスネットのテレビ局で、ニュースは日テレ、その他は日テレとテレ朝の番組が見られるらしい。いまいちピンとこない。

 地元の人に、他の局のドラマが見たかったらどうするの?って聞いたら、DVDが出るまで待つって意見があったり、なかなか衝撃的だった。

 まあ、それは結構少数派みたいで、多くはケーブルテレビに入っているみたい。
 ケーブルテレビに入れば石川県の北陸朝日放送(テレ朝)とか北陸放送(TBS系列)とかもリアルタイムで見ることができるらしい。
 わざわざケーブルテレビのお金払わないと見られないなんて、意味わかんない!
 その分、音楽とか映画とかスポーツとかいろんな番組も見られるらしいけど。

 日本って、どこにいても情報は平等に得られるもんだと思ってたけど、全然そうじゃないんだね。
  「逆チャン」とか、「反対かけて」って言葉で、チャンネルが変えられるのも、2局しかないからこそっていうのは、ちょっと面白いと思ったけど。
 しかも、ニュースでやる情報がほとんど福井県内の話。
 ケーブルテレビかよってくらい地域密着な内容がほっこりする。
 地方創生だの、まちづくりだの、そんな内容が多い気がするんだけど、福井って全体的にまちづくりに対する意識が高いのかな。(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。2016年3月まで鯖江市に「ゆるい移住」していた江戸しおりさんを中心に執筆中。

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