JR敦賀駅の長いホーム

 都会女子が気になる福井の不思議第5弾の予定でしたが…

 前々回、列車の切り離しに遭遇して置いてきぼりをくらいそうだったとか、県庁所在地の福井にすら自動改札がないとか、ICカード導入も当分先の話だとか、そんな、福井やばーって駅事情を掲載したじゃないですか。反響がはんぱじゃなくて、正直どうしよって思いました。

 でも、それでも私がこれを書くのって、「外の人が見た福井ってこんな感じなのか、おもしろい!」とか、「今まで気づかなかった魅力がわかった」とか言われるのがすごい嬉しいからなんです。
何もないって言う地元の人が多いけど、全然何にもなくないし、すごい素敵なとこだよっていうのをたくさん伝えられたらいいなと思うし。
 そう言ってくれる人が1人でも多ければいいなって。

 で、福井の不思議第3弾だったわけなんだけど第1、2弾が結構評判良かったのを受けて、第3弾から第9弾くらいまでを新たに書いて、それの初回が前々回のコラムだったんです。

 ちょっとないなーって話のあとに、いいところの話があって、そのあとはだいたいほめ殺しだったから地元の関係者の間ではけっこう好評で。
 あと、みんなは私がどんだけ福井が好きか知ってるから、バカにしてディスってるわけじゃないの知ってるし。

 けど、いつもゆるパブコラム読んでるって人ばっかじゃないし、私のことを知らない人が読んだら、不快な気持ちにさせちゃったりするんだなって。
 そこは本当に申し訳なかったなって猛省中です。

 1対1と1対大勢って全然違うのは当たり前なんですけど、そのへんを改めて感じました。
 でも、これってすごく大事なことで、ゆるパブリックって『ゆるい公共』で、私たちゆるパブが意識しなきゃいけない大勢っていうのは、イコール公共なんですよね。
 批判も好意的な意見も、福井が好きな人も嫌いな人もみんなみんな大事にしないといけない公共の一部。
 だから、今回私は、その公共ってものがどういうものか身を以て実感したなって思う。

 前々回の記事にたくさんのご意見をいただいて、正直かなり精神的にこたえました(笑)
 けど、その時にある人がこう言ってくれたんです。
 批判的な意見って、すごく健全だよって。

 世の中、つまり私たちにとっては公共と表現したいんだけど、どんな物事だって賛否両論がある。
 いいことしたって偽善って言う人がいたりするくらいだし。
 全ての人が賛成する物事って1つもないと思うんです。
 でも、生活してるとどうしても自分を認めてくれたり、考えが同じ人と群れちゃったりするから、否定的な意見って入りづらくなるし、自分もなるべく聞こえないようにしてしまう。
 一概には言えないけど。

 でもそれってすごく偏ってる、不健全な状態だから、公共やつながりをテーマにしているゆるパブにとっては、否定的な意見も含めて、これからもたくさんの意見をいただきたいなとは思います。
 全ての意見が、公共を語る上で欠かせない大事なものだと思ってるから。

 そして、これからもいろんな意見を頂くとは思うんだけど、それ自体を読んでいる方に楽しんでもらえたらいいなって思う。
 これが公共の縮図です!って言えるようなコンテンツにしたいなって。(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。2016年3月まで鯖江市に「ゆるい移住」していた江戸しおりさんを中心に執筆中。

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