”十歳のスーパードラマー”として、首都圏を中心に演奏活動を行っている福井市出身の川上紗良(Sara)さん=東京・町田南第二小五年=が三日、坂井市三国町の芝政ワールドでソロライブを行った。ドラムに隠れる小さな体から大人顔負けのパワフルなサウンドを生みだし、会場に詰め掛けた親子連れらを魅了した。

 紗良さんは福井市大手一丁目にある母親、小百里さんの実家で三歳まで過ごし、現在は町田市在住。小学一年のときに、父親の勝さんからクリスマスプレゼントとしてドラムを贈られたのがきっかけで、ドラムにのめり込んだ。その後めきめきと腕を上げ、両親らとバンドを結成、各地の音楽祭などでソロでもライブ活動をしている。

 芝政ワールドでのステージは昨年に続き二回目。紗良さんは、屋外の飲食スペース中央に設けられたミニステージで、ドラムの音だけがない音源に合わせてドラムを演奏。T—SQUAREの「TRUTH」やレベッカの「ラズベリードリーム」など、一九七○—八○年代のジャズのスタンダードナンバーからポップスまで、二ステージ十四曲で迫力ある音と歌声を披露した。

 演奏が始まると、家族連れらが足を止めて手拍子を送り、紗良さんのスティックさばきを食い入るように見つめていた。

 演奏後、紗良さんは「(風が強くて)音が聞こえにくく、リズムが少し狂ったりしたけど(観光客らが)立ち止まって楽しそうに聞いてくれたのがうれしかった」と話し、満足げな表情だった。
 ライブは四、五の両日も二ステージずつ(正午—午後零時半、午後一時十五分—同四十五分)行われる。

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