北陸新幹線の敦賀以西ルートを巡り石川県議会は、昨年9月議会で米原ルートを求める決議をしている。主導した福村章県議は与党検討委員会の中間報告を受け「国の調査結果が出れば、おのずと決まるだろう」とし、3ルートの中で米原ルートが有力との見方を示した。

 福井県が要望している小浜・京都ルートについては「問題は建設コストと工期。20年掛かるのではいけない」と強調し「財源がしっかり確保され、早期に完成させられるとの調査結果が出るかどうかがポイント」とみている。舞鶴経由ルートは建設コストと工期、時間短縮効果などの観点で「問題にならないだろう」と述べた。

 一方、富山県議会は静観の立場。大野久芳議長は「議員の中でおおよそまとまっている意見は、京都駅を通過すること。その点で3ルートを高く評価したい」とし、望ましいルートは「富山県を走るわけではないので差し控える」と述べた。その上で「一日も早く大阪までとの思いは北陸3県が一致している。金沢—敦賀と同時並行で工事を進めるべきだ」と力を込めた。

 また、富山県の石井隆一知事は「ルート決定に県の意見が反映された」と中間報告を歓迎するコメントを出した。

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