材木が乗用車を直撃した事故現場=26日午後4時10分ごろ、福井市大丹生町

 積み荷の材木が落ちた事故の現場は、国道とはいえ平日の交通量はさほど多くない。落下した何本もの材木のうち、束ねられた6本が、不幸にもちょうど通りかかった車のフロントガラスを直撃した。

 現場は大丹生漁港の目の前のカーブ。付近に住む60代女性は、屋外で家事をしていたところ「バターン、ガシャーン」という衝撃音を聞いた。

 通りに出ると、現場には数十本もの木材が散乱し、材木が突き刺さった車を目撃したという。「普段は鳥の声しか聞こえない、のどかな港町でこんな事故が起きるなんて」と驚きをあらわにした。

 近所の70代男性は「平日は車はまばらに通る程度」と指摘する。ただ「付近はカーブがきつく、地元民は危険さを把握しているため、運転する際は低速で注意して走る」という。一方で「スピードを出して走行する車をよく見かけ、いつ事故が起こるかとハラハラしていた」と話していた。

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 26日午後1時25分ごろ、福井市大丹生町の国道305号で、走行中のトラックの荷台に積まれていた材木が落ち、対向してきた乗用車のフロントガラスを突き破った。乗用車の男性(43)が材木で頭などを強く打ち、市内の病院に運ばれたが約1時間20分後、死亡が確認された。

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