福井県庁=福井県福井市

 はしかに感染した愛知県名古屋市の20代男性がJR北陸線の特急で福井県を通過し石川県金沢市を訪れていたことが判明し、福井県は6月12日までに、感染の疑いがある場合は速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けた。

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 県健康増進課などによると、男性は6日午前に名古屋市から特急しらさぎなどで金沢市と、隣接する野々市市を訪れた。同日午後の特急しらさぎで米原方面へ向かった。7日に名古屋市内の医療機関を受診、8日に感染が確認された。

 これを受け福井県は、県医師会や17市町の担当課などに対し、はしか感染の疑いがある場合は県に届け出るよう文書で通知した。特急しらさぎの車内だけでなく、名古屋市内や金沢市内での感染の可能性も考えられるという。

 はしかは空気感染し、患者と接触してから症状が出るまでに10~12日程度の潜伏期間がある。風邪に似た症状が出るほか、全身に発疹もみられる。

 同課は、症状が疑われる場合▽事前に医療機関に連絡してから速やかに受診▽公共交通機関の利用を控える-などを呼び掛けている。

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