「自転車の駅」の目印のステッカー

 自転車のタイヤの空気が足りないときや、トイレ休憩したいときはお気軽に—。福井市は市内10カ所の公共施設を「自転車の駅」として指定。空気入れや工具、トイレを無料で提供するサービスを始めている。快適で安全なサイクリングを支え、自転車利用者の拡大を図る狙いだ。

 市自転車利用推進課によると、走りだす前より、サイクリング中にタイヤの空気が抜けていることに気付くことが多いという。空気が足りないとパンクする危険性が高まるため、気軽にメンテナンスできる場所を設けようと企画した。

 各施設には、スポーツタイプの自転車にも使える英・米・仏式バルブ対応の空気入れを配備。ドライバーやスパナ、六角レンチも借りられるため、簡単な調整もできる。各施設の利用簿に記入すれば使うことができる。

 自転車の駅には、まちなか観光の休憩場所として、市立郷土歴史博物館や市体育館、市立図書館などを指定。サイクリストの利用が多い足羽川河川敷の道路から立ち寄りやすい、一乗谷朝倉氏遺跡復原町並の管理棟事務所も指定した。足羽山周辺では市自然史博物館やみどり図書館を駅とした。

 各施設の入り口付近や窓口には、駅指定を示す15センチ四方の水色のステッカーが張ってある。自転車の利用者が増える春先に合わせ、先月18日から全10カ所でサービスを始めた。

 市自転車利用推進課は「駅を利用し安全、快適に走ってほしい。需要があれば今後も駅の指定を増やしていきたい」としている。問い合わせは同課=電話0776(20)5387。

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