大野市役所前の掲示場に貼られた市長選候補者のポスター=6月10日、福井県大野市

 福井新聞社は6月17日投開票の福井県の大野市長選の動向を探るため10、11の両日、電話による世論調査を有権者300人に行った。取材で得た情報を加味し総合的に分析した結果、序盤は元市職員の石山志保候補(43)=同市菖蒲池=がリードし、前市議の高田育昌候補(57)=同市泉町=が追う展開となっている。ただ意中の候補者を決めていない有権者が4割弱おり、終盤にかけて情勢が変わる可能性がある。

 市長選に「非常に」「少しは」関心があると答えた人はともに43・0%と、合わせて8割を超えた。12年ぶりに新市長を選ぶ選挙とあって、すべての世代で高い関心がうかがえる。

 石山候補は男女ともに世代を超えて支持を集め、特に40代以上で支持を伸ばしている。高田候補は若い世代に食い込んでいる。

 一方、意中の候補を「まだ決めていない」人は36・7%で、「分からない・無回答」を加えると37・7%。世代別に見ると、10~30代と50代の約半数が「まだ決めていない」と回答した。

【調査の方法】大野市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為抽出した電話番号にかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施。告示日の6月10日と11日に、調査員が個別に電話して回答を求めた。18~39歳、40~49歳、50~59歳、60~69歳、70歳以上の男女それぞれ30人、計300人から回答を得た。

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