福井県内8校の共通キャンパスとしてオープンした「Fスクエア」=9日、福井市のアオッサ

 福井県内の大学、短大、高専の全8校の学生が一緒に学ぶ大学連携センター「Fスクエア」が9日、福井市のアオッサでオープンした。前後期で30科目(定員計約1800人)の共通講座を予定。「福井方言と標準語」「実践恐竜学」など独自の科目もあり、福井の魅力を学ぶ。学生同士だけでなく、社会人との交流も行い、学生の県内就職を進める。若者が集う第二のキャンパスとして、中心市街地活性化にもつなげていく。授業は12日から。

 県が各学校と協議し設立した同センターは4つの教室(計約300平方メートル)、学生同士の交流や企業との懇談会などを行うオープンスペース「スクエアカフェ」(約340平方メートル)などで構成する。

 カフェの内装は、福井工大デザイン学科の川島洋一主任教授(53)や学生6人がデザイン。約40平方メートルの壁一面はホワイトボードになっており、映像のスクリーンやマグネットを使った掲示板にもなるように工夫した。

 前後期各15科目で、週に4日開講。主に1、2年生が対象となる。「地方創生福井モデルの事例研究」や「福井の文化と社会」など、福井県に特化した科目も用意。学生の県内就職を後押しするため「福井で働くということ」「福井の企業を学ぶ」といった科目もある。

 同日の開所式典では、西川一誠知事が「大学や研究機関、企業が集い、情報交換できる場にしたい。楽しく学べる拠点として中心市街地活性化にもつなげていきたい」とあいさつ。各学校の学長らとともにテープカットした。

 オープニングフェスティバルとして、同市のガレリア元町では、和太鼓やダンスなど、学生による多彩なステージが繰り広げられた。

 センターの内装デザインを手掛けた福井工大の大柳友飛さん(21)=越前市=は「いろんな大学の学生たちが共同企画するプロジェクトの拠点になってほしい」と期待を込めていた。

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