順化小1年生の担当ALTになったフリストスコバ・霜・ガリーナさん(中央)と触れ合う児童=8日、福井市の同校

 福井市順化小は本年度、市内の小学校で初めて1〜6年の全学級に担当の外国語指導助手(ALT)を配置した。同市のALTオフィスが同校に置かれている環境を生かし、市内各校への派遣の合間に同校児童と触れ合ってもらい、英語で自然に会話できる機会をつくる。8日の入学式と始業式で各担当ALTが発表され、児童たちは生の英語に早速親しんだ。

 市内の小学5、6年生は週1回の外国語活動に取り組んでおり、隔週でALTが派遣されている。ALT全8人の事務所が設けられている同校が、今回の取り組みを独自に発案し、市教委が受け入れた。

 入学式と始業式には全校児童126人が出席。各学年の1学級ずつと特別支援学級の計7学級の担当ALTが紹介された。ALT8人はそれぞれ市内3、4校程度を受け持っており、派遣される以外の時間を順化小での活動に充てる。給食を一緒に食べたり、帰りの会や休み時間に英語の歌やゲームを教えたりする。

 式後、1年生20人の教室では、ALTのフリストスコバ・霜・ガリーナさんが「ナイス トゥ ミート ユー」と笑顔であいさつ。児童たちは英語での会話に興味津々の様子だった。

 県教委からは2018年度に小学5、6年を対象に英語を教科化する方針も示されている。上野澄子校長は「生の英語に触れる機会が全児童に与えられることで、将来グローバル社会で生き抜く力につなげたい」としている。

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