芦原、金津の両商工会の合併によって「あわら市商工会」が一日に発足、本所となる同市市姫一丁目のあわら市商工会館で開所式が開かれた。県内三十八商工会のうち、平成の市町村合併に伴う商工会合併で、実際に始動した新商工会の第一号。会員数も九百人を超え県内最大規模の商工会となった。

 両商工会は、二○○四年三月のあわら市誕生を受けて合併準備を進め、昨年二月に基本協定を締結。同十一月には合併契約書に調印し、役員でつくる設立委員会で、新役員人事や定款、予算などを詰めてきた。

 新商工会の会長は杉田武雄・前金津商工会長が就任、副会長は久野好輝・前芦原商工会長と丸子要・金津商工会副会長が務める。本所となる旧金津商工会館は「あわら市商工会館」に、旧芦原商工会館は支所となる。金津十七支部を六支部に、芦原十支部を四支部に再編し、十支部体制となる。会員数は九百六十三人で、組織率は約七割。

 開所式には来賓、役員ら約五十人が出席した。杉田会長が「あわら市の商工業の発展に向け、夢と期待を担い第一歩のスタートを切った。交通の要で工業が盛んな金津と、温泉街の芦原を結び付け、魅力あるまちづくりに貢献したい」と式辞。松木幹夫市長が「県内初の合併商工会として、模範となる運営をしていただきたい」とあいさつし、正副会長と来賓で銘板を除幕、くす玉を割って祝った。

 同商工会は本年度の新規事業として、まちづくりのビジョンを策定する商工会等振興調査事業、合併記念シンポジウム、各支部での地域振興懇談会などを予定しており、本年度の一般会計予算は約八千九百万円を見込んでいる。

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