自転車の全国高校選抜大会で女子スクラッチを制し、2冠を達成した福井・科学技術の中村愛花(中央)=25日、熊本市の熊本競輪場

 自転車の全国高校選抜大会は25日、熊本市の熊本競輪場で開かれ、中村愛花(福井・科学技術)が女子2000メートル個人追い抜きと同スクラッチの2種目で優勝を果たした。自転車女子の福井県勢制覇は全国選抜、全国高校総体を通じて初めて。

 午前の女子2000メートル個人追い抜き決勝で、予選1位の中村は、同2位の石井菜摘(栃木・作新学院)と対戦。スタートダッシュに成功し、終始先行する危なげないレース運びをみせ、相手より8秒以上速い2分42秒729のタイムで先着した。

 6000メートルを走って順位を競う女子スクラッチ決勝は午後に行われ、中村は残り1周で、集団後方から一気にスパート。先行する選手をあっという間にとらえ、ぶっちぎりでゴールを切った。

 全国選抜では1985年に科学技術男子がチームロードで優勝しているが、個人種目制覇は県勢で初めて。中村は「目指していた2冠が達成できてうれしい。練習をしっかり積んできたので、自分の走りに集中できた」と喜びを口にした。

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