リオ五輪出場を決めた佐藤希望(左)と見延和靖=20日、ハンガリー

 日本フェンシング協会は21日、エペ個人で福井県勢女子の佐藤希望(29)=武生商高出身、大垣共立銀行=と、同男子の見延和靖(28)=同高出身、ネクサス=のリオデジャネイロ五輪出場が確実になったと発表した。佐藤は前回ロンドン五輪に続いての2大会連続2度目、見延は初出場となる。

 五輪出場権がかかった男女エペ個人最終戦、グランプリ大会が18〜20日にハンガリーで開かれ、佐藤は予選プールを突破し、予選トーナメント2回戦で敗れ70位。見延は決勝トーナメント3回戦で敗れたが10位。それぞれ世界ランキングのポイントを積み重ね、団体で五輪切符を得た国・地域の選手を除くアジア・オセアニアではランクトップとなり、五輪出場権を獲得した。

 佐藤は最終戦の今大会までアジア・オセアニア大陸枠を下大川綾華(テクマトリックス)と争っていたが、わずか1・5ポイント上回って制した。

 今大会初日に五輪出場を確実にしていた見延は決勝トーナメント1回戦では、アジア・オセアニア大陸枠を争うカザフスタン選手を直接対決で破る実力をみせている。

 五輪出場は、昨年4月から今大会までの国際大会10大会のうち、上位7大会の通算ポイントが反映された世界ランキングで決まる。団体出場を逃した日本選手は、世界ランキングがアジア・オセアニア大陸で2位内に入れば出場できる。


■応援増え頑張れた

 佐藤希望の話 (結婚、出産から)復帰してからは世界ランキングのポイントもなく、ゼロからのスタート。どうなることか、どこまで行けるか分からなかったが、前回より応援してくれる人が増えた分、頑張れたと思う。周りのサポートなくしては復帰できない状況だったので、数え切れない方々のサポート、応援、本当にありがとうございました。見延選手と力を合わせ勝てるよう頑張ります。

■ようやく出発点に

 見延和靖の話 今大会で確定することができた。これまで4年間支えてくださった方々に感謝の気持ちを伝えたい。今大会(決勝トーナメント)初戦でカザフスタン選手に勝利し、自分の力でオリンピックを決めることができたと思っている。今はようやくスタートラインに立てたという気持ち。ここからはリオ五輪当日を想定して最高のパフォーマンスを発揮できるように調整していきたい。

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