「酒アンバサダー」に任命され吉川元偉国連大使夫妻(中央)と写真に納まる4人のシェフ=16日、ニューヨークの日本国連大使公邸

 黒龍、九頭龍醸造元の黒龍酒造(本社福井県永平寺町、水野直人社長)をはじめとした3県の酒造会社などは16日、米ニューヨークの著名シェフ4人を、日本酒や焼酎の魅力をPRする「酒アンバサダー」に任命した。吉川元偉国連大使が大使公邸で、任命のトロフィーを4人に手渡した。

 この企画は、黒龍酒造の「日本の酒を一流のシェフたちに知ってもらい、発信することで業界を盛り上げたい」との思いに賛同した八海醸造(新潟県)、西酒造(鹿児島県)の3社とNPO法人などが主催。水野社長が昨年から、各酒蔵などに協力を呼び掛けて実現した。

 水野社長は「アンバサダーのシェフは、超一流で日本酒ファンでもある。東京五輪を控え、日本の注目度はどんどん高まる。チーム日本として、酒文化の素晴らしさを世界に発信したい」と意気込みを見せた。今後はアンバサダーを日本に招き、イベントなどを企画するという。

 八海醸造の南雲重光取締役製造部長は「日本の食文化を世界に発信しようという試み。多くの人に魅力を理解してほしい」と強調。焼酎メーカー西酒造の工藤隆司スペシャルマーケット部長は「焼酎は、まだ認知度が低い。ニューヨークから浸透できれば」と期待を示した。

 アンバサダーに任命された有名レストラン「ダニエル」のオーナーシェフ、ダニエル・ブルー氏は「日本の酒蔵を訪れ、日本酒について多くのことを学んだ。アンバサダーになれて大変光栄だ」と語った。

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