横山龍寛氏への候補者一本化で合意し、握手する福井県内野党・政治団体の代表者=14日夜、福井県教育センター

 民主党福井県連と共産党福井県委員会、社民党福井県連合、政治団体「緑の党」は14日夜、福井市内で代表者会議を開き、夏の参院選福井選挙区の候補者を連合福井事務局長の横山龍寛氏(51)で一本化することに合意した。共産党の公認を得ていた山田和雄氏(48)は選挙区出馬を取り下げ、比例代表に回る。

 会合は非公開で行われ、終了後に代表者が記者会見した。民主党県連の山本正雄代表は「7日の第1回会合で一本化方針を決め、きょうまでに横山氏と連合福井に一本化に応じる意思があるかを確認した」と語った。民・共・社、緑の党の4者と市民団体などで構成する新組織「PEACE(ピース)ふくい」(仮称)の設立準備会を16日に開き、横山氏とピースふくいの間で、政策協定を大筋で結ぶ見通し。

 協定は▽安全保障関連法の廃止▽集団的自衛権の行使を容認した閣議決定の撤回—で一致し協力するとの内容になるという。

 共産党はこれまで、選挙協力の意思確認を候補者取り下げの条件にしていたが、同党県委員会の南秀一委員長は「(ピースふくいを通じて)候補者本人と、福井選挙区での選挙協力ができることを確認した。その他の協力は求めていない」と述べた。山田氏の立候補取り下げと比例転出は、中央委員会での決定を経て正式に決まる。

 選挙区での野党候補一本化は熊本や合区となる徳島・高知など全国で進んでいる。

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