人口減対策に取り組む福井県は新年度から、結婚応援政策の一環で「ハッピー・デート」事業を展開する。恋人や夫婦を対象に、割引やワンドリンクなどのサービスを行う「ハッピー応援協賛店」を募集。飲食店や映画館などを想定しており、年間300店舗の登録を目指す。

 福井県の30〜34歳の未婚者の割合は男性が43・0%(2010年)で、1985年比で21・4ポイント上昇。女性は28・3%で同23・5ポイントアップした。ただ、県が13年度に20〜39歳の未婚男女を対象に行った調査では、「いずれ結婚したい」「早く結婚したい」が8割以上を占めた。

 結婚を後押しするため、県は恋人や夫婦で出掛けることが当たり前となる「パートナー文化」の普及を目指す。飲食店や映画館、雑貨店、大型小売店など協賛店を募り、入店時に手をつなぐなどの条件を満たせば、割引やドリンクサービス、優待クーポンの配布など、「カップル優遇」を想定している。

 カップル限定の映画祭やディナーなど、恋人や夫婦で出かけやすいイベント開催も支援する。ハッピー・デート事業として387万円を計上した。県女性活躍推進課は「カップルを社会全体で明るく前向きに受け入れることで、結婚につなげていきたい」としている。

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