関西電力は10日、大津地裁による高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め仮処分決定を受け、稼働中の3号機の原子炉を停止する作業を始めた。原子炉の出力を下げ、午後8時ごろ停止する予定。

 3号機は1月29日に再稼働し、2月4日から100%出力でフル稼働していた。

 10日午前10時から出力を下げ始め、約10時間後、原子炉内の核分裂連鎖反応を止めるために制御棒32本を挿入する。

 関西電力によると、当面は1次冷却水の温度を93度以下にして原子炉を安定した状態で維持する冷温停止状態にする。3号機、4号機ともに「燃料を取り出すかどうかは検討中」としている。

 4号機は2月29日の原子炉が緊急停止したトラブルで、冷温停止状態となっている。

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