鈴木宏治氏

 元福井県議の鈴木宏治氏(42)=福井市印田町=が9日、県庁で記者会見し、おおさか維新の会の比例代表候補として夏の参院選に出馬することを正式表明した。「東京一極集中を打ち破るため、政策の力で人と企業、大学を地方に分散させる」と述べた。

 鈴木氏は衆院選に過去2回挑んでいるが、「党本部から参院選の比例代表候補か、東京、神奈川など大都市圏からの衆院選出馬の2案を提示された。これまでずっと福井で活動を続けてきたし、地方の声を国政に届けたいとの思いが強く、参院選の比例代表候補を選択した」と説明した。全国で得票数を競う比例代表候補ではあるものの、県内だけに拠点を置き「オール福井」の態勢で臨むと述べた。

 政策面は▽地方に本社がある企業の減税と地方大学の定員増で若者を呼び戻す▽中山間地の農業を守る仕組みをつくる▽嶺南にエネルギー産業を集める—などを柱とした。憲法改正に関しては「平和主義の9条は変える必要がない。ただ首相公選制や国会の一院制を実現するため、時代に合わなくなった統治機構の条文を変えたい。参政権の義務化も訴えていく」とした。

 衆参同日選になった場合、衆院選福井1区などへの出馬に切り替える可能性は「99・9%ない。参院選と決めたからには突っ走りたい」とした。その上で「今回敗れた場合は政治活動をやめる。最後の戦いになる」と語った。

 おおさか維新の会は、2月20日に鈴木氏を参院選比例代表候補として内定し、23日に公認を決めた。

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