例年より早く満開を迎えた紫式部ゆかりの紅梅=8日、福井県越前市国府1丁目の本興寺境内

 樹齢約200年と伝えられる紫式部ゆかりの紅梅が、福井県越前市国府1丁目の本興寺境内で満開を迎えている。濃いピンク色の花が咲き誇り、近隣住民の目を楽しませている。

 約千年前、国司として赴任した父藤原為時とともに武生に来ていた紫式部が、京に帰る際に白梅を植え、式部の死後に娘が母をしのんで紅梅を植えたという伝説がある。現在の梅は4代目といわれている。

 例年彼岸のころに見頃を迎えるが、ことしは3月上旬に気温が高い日が続き、開花が一気に進んだ。近隣住民が訪れ、華やかな紅梅をカメラで撮影したり、そばでじっくりと見入ったりしている。見頃は15日ごろまで。

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