関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを隣接する滋賀県の住民が申し立てた仮処分で、大津地裁(山本善彦裁判長)は8日、決定を9日午後3時半に出すことを決め、住民側弁護団に通知した。

 東京電力福島第1原発事故後、原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査に合格し再稼働した原発の運転の可否に関する司法判断は初めて。

 新基準の妥当性や地震、津波対策などが主な争点となり、事故時の原発立地県以外の被害に関する判断も注目されている。

 2基は原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査を経て今年1〜2月に再稼働しており、差し止めを認めた場合は新基準のほか、広域被害を含む規制委の審査の在り方が問われ、各地で進む再稼働の動きにも影響しそうだ。

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