福井銀行(本店福井市)は4日、日銀のマイナス金利政策導入後の長期金利の低下を受け、7日から普通預金と住宅ローンの金利を引き下げると発表した。

 普通預金の金利は、2003年7月〜06年7月以来の年0・001%とし、これまでの年0・02%から過去最低水準に引き下げる。100万円を1年預けても10円しか利息がつかない計算になる。

 住宅ローンは、10年固定の最優遇金利を年1・35%から年1・30%に引き下げる。2年固定は年0・65%、3年固定は年0・70%、5年固定は年1・05%に据え置く。7日以降、新規での借り入れが対象となる。

 北陸銀行(本店富山市)が既に住宅ローン金利を引き下げており、県内の他の金融機関も追随する可能性がある。

 北陸労働金庫(本部金沢市)も7日から預金金利の引き下げに踏み切る。普通預金は、これまでの年0・02%から年0・01%に引き下げ。定期預金も預入期間に応じ、年0・005%〜年0・1%の下げ幅となる。スーパー定期(300万円未満)の1年ものは、年0・005%引き下げて年0・02%とする。

 住宅ローン金利の引き下げは購入者には恩恵となるが、預貯金金利の引き下げは資産運用を一段と困難にし、家計にとって逆風となる。

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