イチゴのビニールハウス内を飛び回るクロマルハナバチ=4日、福井市角折町

 5日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。冬の間、土の中で身を縮めていた虫たちが、地上に出てくるころとされる。福井市内のイチゴのビニールハウスではハチたちが受粉の作業に大忙し。4日は穏やかな春の日差しが注ぐ中、活発に飛び回っていた。

 福井地方気象台によると、4日の最高気温は福井市が17・7度、南越前町今庄が17・0度、勝山市が16・4度と、それぞれ今年最も上昇。県内各地で4月上旬から中旬並みの陽気となった。

 福井市角折町の中出匡彦(まさひこ)さん(41)方のハウスでは、北陸地方で農産物の受粉に用いられることが多いというクロマルハナバチ約20匹が活躍。中出さんは「日によって寒暖差が大きいとハウス内の温度調整が大変。暖かな日が続くといいですね」と話していた。

 同気象台によると、5日の県内は高気圧に覆われるが湿った空気の影響を受け、曇り昼すぎから時々晴れの予報。日中の最高気温は福井市と敦賀市が19度の見込み。9日ごろまで平年より暖かい日が続く見通しで、雪崩などに注意を呼び掛けている。

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