ゆるパブの会議。女性メンバーはほぼ10代。おばちゃんがいくてれたら、きっとパワーアップできると思う

 今回は、最近気になっている、主婦層について。

 ゆるパブリック(通称ゆるパブ)メンバーの構成って幅広くて、年齢層は10代〜40代、学生もいれば、公務員もいれば、ニートもいる。
 だけど、それは全体の話であって、実は女性メンバーだけで見ると、ほとんどが福井県鯖江市の元JK課の10代。

 よく考えてみたら、30〜50代の女性って、働いてるならもちろん忙しいし、専業主婦だって、子供は手が離れないし、旦那さんは働き盛りで、やることはたくさん。
 時間があったとしても、家族を置いて外に出ることってなかなかできないですよね。
 だから、その世代の女性たちが、地域活動に参加したくても参加できないって状況になってしまうんだと思う。

 でも、その世代の女性たちって、地域、公共にとってすごく大事な層だと思うんだよね。
 子育ても家計も旦那さんの仕事も、社会のいろんな出来事を常にリアルに感じてるはずだし。

 地域や公共って、近所付き合いが大きくなっていったもので、その根本にあるのは家族だと思うんです。
 誰しも、自分の子供にはいい環境で育って欲しいと思うし、そうなると自然と地域を良くしたいと思うはず。

 つまり、主婦層っていうのは、地域にとって欠かせないご意見番だと思う。
 だから、そういう、世の中のリアルな問題に触れている女性たちが、もっと地域活動や政治や、いろんなことに自由に意見を言う機会があったらいいなあ、なんて思う。
 そしたら偽善とか建前とか、おかしな権力に振り回されることもなく、リアルなまちづくりが進むんじゃないかなーって。

 そんな理想が形になっているのが任意団体の鯖江市OC課。
 JK課の発足に刺激を受けた女性たちが自主的に立ち上げたもので、おばちゃん課の略なんだって。
 メンバーは40〜50代のおばちゃんが中心。
 井戸端会議感覚で意見を出し合っているみたい。

 同じ女性として、結婚しても女性がそんな風に輝いている場があるって、素敵だなと思う。
 私も将来そんなパワフルなおばちゃんになりたい。

 でも、ここでちょっと思ったことがある。
 女性が主体となって活動している団体ってたくさんあるんだろうけど、多くの団体が、女性のみで構成されている気がしませんか?
 同世代の同性のみが集まる場所だと、意見の偏りも起きそう。

 そんな問題点を考えてみると、ゆるパブっていうのはすごくいい団体かもしれない。
 強制的な雰囲気なんて一切ないし、Skype参加もできれば、事前に自分の意見を誰かに託したっていい。
 自分で企画したイベントだって、リーダーを別の人にやってもらうことができる。

 忙しい主婦層でも、気兼ねなく地域活動に参加できるんじゃないかな。
 私たちも、その層の意見が全く取り入れられずに活動しているので、そういう方がいたら、もっと意見交換が活発に行えそうな気がする。

 ゆるパブが、そんな女性たちの受け皿みたいなものになったら嬉しいかも。

 そのためには、ゆるパブを多くの人に知ってもうために、お母さん世代も巻き込めるようなイベントとか、様々な年代、性別向けのイベントをやっていけたらいいな、なんて思っています。(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。鯖江市に「ゆるい移住」している江戸しおりさんを中心に執筆中。

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