北陸銀行(本店富山市)は26日、日銀のマイナス金利政策を受け、29日から普通預金と住宅ローンの金利を引き下げると発表した。同政策発表後、普通預金の引き下げは北陸の金融機関では初めてとなる。

 普通預金の金利は、2003年以来の年0・001%とし、これまでの年0・02%から過去最低水準に引き下げる。100万円を1年預けると、単純計算で利息は10円。マイナス金利決定後の長期金利の低下を反映した。

 また住宅ローンは、5年固定の最優遇金利を年1・15%から年1・0%に、10年固定は年1・30%から年1・15%に、それぞれ引き下げる。2年固定は年0・60%、3年固定は年0・70%に据え置く。

 福井県内の地銀は横にらみの状況だが、福邦銀行(本店福井市)の住宅ローンの5年固定は年0・90%、10年固定は年1・20%と既に低水準にある。福井銀行(本店福井市)は、5年固定で年1・05%、10年固定は年1・35%で、担当者は「現段階では引き下げる予定はないが、市場金利や競合する他行の動きを見て判断する」としている。

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