小中学校のNIE実践報告が行われた福井県教育研究会の全体会=24日、福井新聞社・プレス21

 NIE(エヌアイイー)(教育に新聞を)実践校の小中学校教員らでつくる「福井県NIE教育研究会」の本年度第3回全体会は24日、福井新聞社・プレス21で開かれた。本年度の実践活動を終えた8校の教員が成果を報告。新聞記事を使った活動を通して社会への関心が高まり、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の好結果につながっているとした。

 実践1年目の大野市阪谷小・山本めぐみ教諭は、記事から3問のクイズを掲示するNIEコーナーを作ったり、記事の感想を決まった字数でまとめたりする活動を紹介。「たくさんの記事を目にすることで、児童たちのニュースへの関心、意識が高くなった」と手応えを語った。

 実践3年目の敦賀市角鹿中の清水功二教諭は、ノートに記事と感想を書いて毎日発表し掲示する取り組みや、北陸新幹線の敦賀以西ルートをテーマにした全校討論会などを紹介。「生徒たちにどう新聞を手に取る習慣を持たせるのかが課題」とした。

 一方、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受け、越前町越前中の駒野俊美教諭は今後の取り組みについて「新聞記事を活用して議論することが主権者教育に必要になるため、どの単元で活用するのかを検討したい」と話した。

 全体会には実践校8小中学校の校長、NIE担当教員ら約30人が参加した。

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