関西電力は22日、福井県高浜町の高浜原発4号機(加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)の原子炉を早ければ26日に起動し、再稼働させると明らかにした。同日、原子力規制委員会に予定日を届け出た。原子炉起動は約4年7カ月ぶりで、4号機でのプルサーマル発電は初めてとなる。

 4号機は20日、放射能を含む1次冷却水漏れが見つかり、1次冷却水の温度や圧力を上げる原子炉の起動試験を延期していた。関電は、1次冷却水漏れのトラブルについて、放射性物質を含む不純物を取り除く装置の配管に取り付けた弁のボルトの締め付けが緩く、すき間から漏れたと22日、発表した。

 トラブルは20日、4号機の原子炉補助建屋内で核分裂反応を抑えるホウ素濃度を調整する系統に水を通した際、警報が鳴った。配管が通る部屋の床に水たまりができるなど、微量の放射性物質を含む水約34リットルが漏れた。

 関電によると、弁はボルト4本で取り付けており、そのうち1本の締め付けが緩かった。この弁のボルトは2009年1月の定期検査以降、締め付けを確認していないという。今回、4号機の同種の弁約80カ所のボルトの締め付けをチェックし、問題がないことを確認した。

 関電は、推定原因が判明し対策を取ったことから、「再稼働日程には影響はない」として、22日午後7時10分に起動試験を始めた。

 検査などが順調に進めば、原子炉内の核分裂反応を抑える制御棒の駆動検査を行い、26日にも原子炉を起動する。約半日で核分裂の連鎖反応が維持される臨界に達し、約2日半かけて発電・送電を始める。約4日後に出力を100%に上昇させ、規制庁の最終検査を受けて3月下旬の営業運転を予定している。

 4号機は2月3日までに、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)新燃料4体を含む燃料157体の装荷を完了した。
 4号機の再稼働は、新規制基準に適合した原発では4基目で、県内では高浜3号機に次いで2基目となる。

 関西電力は22日、定期検査中の高浜原発4号機で放射能を含む1次冷却水が漏れたトラブルについて、放射性物質を含む不純物を取り除く装置の配管に取り付けた弁のボルトの締め付けが緩く、すき間から漏れたと発表した。

 トラブルは20日、4号機の原子炉補助建屋内で核分裂反応を抑えるホウ素濃度を調整する系統に水を通した際、警報が鳴った。配管が通る部屋の床に水たまりができるなど、微量の放射性物質を含む水約34リットルが漏れた。

 関電によると、弁はボルト4本で取り付けており、そのうち1本の締め付けが緩かった。この弁のボルトは2009年1月の定期検査以降、締め付けを確認していないという。今回、4号機の同種の弁約80カ所のボルトの締め付けをチェックし、問題がないことを確認した。

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