「ならまち花あかり」に出演するもも子さん(右)ともりあさん=福井市の福井・浜町芸妓組合

 福井市中心部の通称浜町の芸妓(げいぎ)2人が、全国8カ所の花街の芸妓や舞妓が集まりお座敷遊びなどを体験してもらうイベント「ならまち花あかり」(奈良市・26〜28日)に参加する。「福井にも花街があり、良い芸妓がいるとアピールしたい」と意欲を話している。

 参加するのは福井・浜町芸妓(げいぎ)組合のもも子さんともりあさん。イベントは奈良市の花街・元林院(がんりいん)の芸妓菊乃さんらが、お座敷文化のにぎわいを取り戻そうと企画。菊乃さんと親交があるもも子さんに協力を呼び掛けた。

 イベントは花街の歴史などを話し合うシンポジウムやお座敷遊び体験イベントがある。2人は、舞踊公演(27日)で、三味線と小唄、舞を披露。元林院大宴席(同)や、芸妓らと一緒に日本酒を楽しむ「花街日本酒バル」(28日)で、来場者をもてなす。

 イベントでは、福井の地酒も提供する予定。もも子さんは「福井の風物や歴史を歌った『福井小唄』を披露して、興味を持つ人を増やしたい」と力を込めた。

 同組合の芸妓は、高齢化や後継者不足で減少し、現在は4人。2013年に組合名に「浜町」を盛り込んだり、“語り部”として観光地を巡るツアーを企画したりと、浜町ブランドのPRに取り組んでいる。

 もも子さんは「福井でもイベントを開き、浜町を一層盛り上げたい。浜町は観光地の花街と趣が異なり、京都や金沢ともひと味違う魅力が楽しめる」と話していた。

 イベントは、事前の参加申し込みや入場料が必要なものもある。問い合わせは奈良市観光協会=電話0742(27)8866。

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