配布が始まった足羽川ダムのダムカード。表面には完成予想図を掲載している=20日、福井県池田町の「まちの市場 こってコテいけだ」

 福井県池田町で整備が進む足羽川ダムについて知ってもらおうと、国土交通省は20日、大きさや型式を記した「ダムカード」の配布を同町で始めた。同ダムは2026年度の完成予定。建設中のダムを扱ったものは珍しく、初日は福井県内外から419人が訪れた。

 ダムカードは縦6・3センチ、横8・8センチ。表面には完成予想図を載せており、右上にはダムの目的を示す「F」(=洪水調節)、右下には型式を表す「G」(=重力式コンクリートダム)のアルファベットが記されている。裏面には、所在地や堤高、総貯水容量などのデータが並ぶ。

 配布会場となった同町の「まちの市場 こってコテいけだ」には、昼前から続々と人が訪れた。中には関西や中京などから駆けつけたダムマニアやコレクターの姿も。「堰(せき)カード」と呼ばれるものなどを含め、2年間で約400枚を集めた東京都青梅市の吉野克巳さん(53)は「現地に行かないともらえないのがダムカードの良さ。今後、工事の進ちょくに合わせ更新されるので初回版は必ず手に入れたかった」と笑顔を見せていた。

 会場では、地域おこしとしてダム立地地域などで広まっている「ダムカレー」を町の青年団が販売し、人気を呼んでいた。

 21日からは午前9時〜午後7時に、こってコテいけだで配布する。無料。第2、4木曜は定休。問い合わせは、こってコテいけだ=電話0778(44)8050、または近畿地方整備局足羽川ダム工事事務所=電話0776(27)0642(平日のみ)。

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