松田さん(左)に似顔絵を描いてもらう卒園を控えた園児ら=15日、福井県大野市水落の亀山保育園

 アマチュア漫画家の松田テルオさん(83)=福井県大野市陽明町4丁目=が15、16の両日、同市水落町の亀山保育園を訪れ、今春卒園する園児13人にプレゼントするため似顔絵を描いた。園児は出来上がった絵を見て、うれしそうにほほ笑んでいた。

 松田さんは漫画歴60年以上のベテラン。社会風刺を自作の川柳と合わせて描き投稿するなど、精力的に活動している。園児の似顔絵は同園の依頼を受けて始め、14年目。「子どもの将来に幸あれと祈りを込めて描いている」と話す。

 松田さんは向き合って座った園児に優しいまなざしを向け、一人一人の特徴を捉えて、鉛筆や水彩絵の具で色紙に描いていった。園児は澄ました表情で、松田さんの手元をじっと見つめていた。

 南部智仁ちゃん(6)は「緊張したけど、描いてもらってうれしかった。髪の毛の描き方がすごかった」と話し、絵を大切そうに眺めていた。廣瀬義輝園長(81)は「松田さんに描いてもらう卒園記念の絵が保育園の歴史になってありがたい」と話していた。

 絵は3月20日の卒園式に、全員の絵を収録した文集とともに園児に贈られる。

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