障害者と健常者が楽しんだ卓球バレーの大会=13日、福井市の県社会福祉センター体育館

 卓球とバレーボールを組み合わせたチームスポーツ「卓球バレー」の福井県内初の大会が13日、福井市の県社会福祉センター体育館で開かれた。2018年福井国体と合わせて開かれる全国障害者スポーツ大会のオープン競技の一つに含まれており、普及に向けたキックオフイベントの位置付け。障害者と健常者の計約100人が魅力を存分に味わった。

 卓球バレーは、1チーム6人で卓球台を囲むように椅子に座り、長方形の木の板で球を打つ。球は3打以内に、ネットの下を通して相手コートに返す。椅子から立ったり、球がネットの上を越えたりすると反則。視覚障害者も楽しめるよう専用の球には金属の粒が入っており、転がると音が鳴る。

 大会は福井SOUTHライオンズクラブ(LC、安田仁一会長)が主催し、昨年発足した県卓球バレー協会とともに参加者を募った。障害者福祉施設の利用者団体や、自治会の高齢者仲間など計12チームがエントリー。リーグ戦と決勝トーナメントで順位を決めた。

 各チームは、相手の板と板の間を狙って高速アタックを連発。華麗なブロックも飛び出し、「よし」「そこだ」と白熱したプレーを繰り広げた。

 福井東特別支援学校高等部の鍜治旭さん(16)は「ラリーになるとすごく燃える。2年後のスポーツ大会出場を目指して腕を上げたい」と汗をぬぐった。

 同LC会員の堀川秀樹・県卓球バレー協会長は「障害の有無を問わず、誰もが一緒に楽しめるスポーツ。今後も大会を企画して競技人口を拡大したい」と力を込めた。

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