松岡、永平寺、上志比の吉田郡三町村が合併し十三日、新「永平寺町」が発足した。平成の大合併に伴う本県の新自治体誕生は八例目で、県内の市町村数は八市十二町一村の計二十一市町村となった。町役場(旧松岡町役場)、永平寺、上志比両支所(旧永平寺町役場、旧上志比村役場)でそれぞれ開庁式が行われ、新町がスタートを切った。合併特例法の優遇措置を受けられる期限内合併は、県内では「おおい町」(三月三日発足)「坂井市」(同二十日発足)が続く。

 新・永平寺町役場の開庁式には鈴木喜代宏・町長職務執行者(旧上志比村長)、松本文雄・旧松岡町長をはじめ町会議員、職員ら約八十人が出席した。「永平寺町役場」と書かれた銘板を除幕した後、鈴木職務執行者が「夢のような合併が実現して感無量。行政と住民が心を一つにする機会ととらえ、夢と希望にあふれたまちづくりに取り組んでいきたい」とあいさつした。

 引き続き、職員や特別職の辞令交付式が同役場や各支所で行われたほか、合併に伴い名称変更する「永平寺警察署」(旧松岡署)の改称式や町長直轄組織となる「永平寺町消防本部・消防団」の開設式が行われた。

 新・永平寺町は人口約二万一千人、面積は県全体の2・25%に当たる約九十四平方キロとなる。本庁となった旧松岡町役場は新設の環境課、企画財政課などを含む九課と議会事務局などを設置、永平寺支所は商工観光課など三課、上志比支所は福祉保健課など三課体制で業務を開始した。両支所には町民サービス課や地域整備課を設け、本庁以外でも住民票や印鑑証明などの発行が受けられるほか、除雪や道路、河川の維持補修にも対応する。

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