フェンシング男女エペのW杯が12~14日、カナダとアルゼンチンでそれぞれ開かれる。五輪レース団体戦最終戦で、見延和靖(写真)、佐藤希望がメンバーの男女日本が五輪出場権を獲得するのは、韓国の成績状況次第という厳しい状況になっている

 リオデジャネイロ五輪レースの団体戦最終戦となるフェンシング男女エペのW杯は12〜14日(12、13日が個人戦、14日が団体戦)、カナダとアルゼンチンでそれぞれ開かれる。

 日本は現在、男女とも五輪ランキング12位と「(五輪出場は)かなり厳しい状況」(日本協会)だが、団体メンバーで男子の見延和靖(福井県立武生商高出身、ネクサス、世界ランキング9位)、女子の佐藤希望(同、大垣共立銀行、同41位)は力を振り絞る。

 五輪の団体戦に出場できるのは、昨年4月に始まったレース(国際大会ポイント争い)で、五輪ランキング上位4カ国と、同5〜16位までで各大陸枠(日本はアジア・アセアニア枠)で1位の4カ国の合計8カ国。

 日本は大陸枠での出場を狙っている。今大会で日本が優勝しても、世界6位の韓国を超えることは難しい。日本が出場権を得るには韓国が4位以内に入ることが大前提。その上で男子の場合は、同11位のカザフスタンを上回る必要がある。

 見延は「可能性が1%でもある限り、あきらめずに戦略を練って戦いたい」と強い気持ちで臨む。前回五輪を経験した佐藤は「ロンドンの経験をみんなにも味わってもらいたい」と団体戦への思いは強い。さまざまな点差の状況を想定した練習に力を入れ、最年長としてチームをけん引する。

 また、五輪には個人戦もあり、見延はアジアトップにつけていることから、個人での出場の可能性は高いとみられる。個人戦は3月18〜20日のグランプリ大会(ハンガリー)が最終戦となる。

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