北陸財務局は4日、福井、武生両信用金庫の合併を認可した。合併による新しい「福井信用金庫」(本店福井県福井市田原2丁目)は15日に発足する。

 福井信金の高橋俊郎理事長、武生信金の井上孝次理事長が同日、金沢市の北陸財務局を訪れ、吉岡健一郎局長から合併認可書を受けた。福井財務事務所によると、吉岡局長は「新金庫は引き続き、地域における金融仲介機能を、適切かつ積極的に発揮することが重要」と述べたという。認可を受けて両信金は「地域の皆さまにご満足いただけるよう、質の高い金融サービスの提供と、地域の経済活性化に取り組んでいく」とコメントした。

 福井信金を存続金庫とする「対等合併」は、昨年5月に発表された。以来、両信金は合併準備委員会を立ち上げ、業務運営の体制整備を進めてきた。看板の掛け替え作業も順次行われている。合併に伴うシステム統合のため、13、14の両日は、両信金の全ての現金自動預払機(ATM)が休止となる。また14日は、両信金が提携する他の金融機関のATM(コンビニATMを含む)も利用できない。

 合併後は2信金の既存の56店舗(福井信金44店、武生信金12店)体制でスタートする。店舗名の重複などで計4店の名称を変更し、うち武生信金本店は「武生営業部」とする。

 2信金の預金残高を合算すると、2015年9月末時点で7793億円、貸出金残高は3785億円。引き続き、北陸地区の信金で最大規模となる。

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