福井県の人口と増減率

 福井県は3日、2015年10月1日に実施された国勢調査の速報値を発表した。県の人口は78万7099人で、1985年調査から続いていた80万人台を割り込んだ。5年前の前回調査を1万9215人(2・38%)下回った。過去最大の落ち込みで、人口減に拍車が掛かっている。

 福井県人口の減少は3回連続。ピークは2000年の82万8944人で、この15年間で4万2千人近く減ったことになる。

 一方、世帯数は27万5599世帯で前回調査を3871世帯(1・37%)上回った。1955年調査から一貫して増えており、過去最多を更新した。世帯当たりの人数は2・82人(前回調査2・93人)で過去最少を更新。核家族化の進展を裏付けている。

 人口減対策をめぐっては、県が昨年、五つの柱からなる戦略を策定し、40年時点の人口目標を「約68万人に近づくよう努める」と明記した。19年度までの対策として、合計特殊出生率の全国トップ水準維持や、U・Iターン者を年間550人獲得することなどを掲げている。

 調査は、1920年から終戦直後を除き5年ごとに行われ、今回が20回目。国は26日に全国分の速報値を発表し、確定値は10月を予定している。

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