解禁初日にサクラマスを釣り上げ、笑顔を見せる釣り人=1日、福井市六日市町の九頭竜川高屋橋上流

 遡上する数が多く、サクラマス釣りの「聖地」として知られる福井県の九頭竜川で1日、釣りが解禁となった。美しい魚体を持ちながら、ベテランでも釣るのが難しく、釣り人にとって憧れの魚。待ちわびた県内外の約200人が、夜明けからさおを振った。

 サクラマスは、ヤマメが海へ下り成長したもの。春先に産卵のため川に遡上する。この日は福井市の高屋橋から、北陸自動車道九頭竜川橋まで約10キロが解禁された。

 高屋橋近くの右岸に陣取った中世立夫さん(47)=三重県=は午前6時半ごろ、1投目で約55センチを釣り上げた。「10年以上通っているが、こんな幸運は初めて」と興奮した様子で話していた。

 福井市内の釣具店には午前中、16匹の釣果が報告された。「昨年の倍以上で、今までにないペース」という。同九頭竜川橋から上流は16日に解禁される。期間は5月末まで。

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