竹筒でかまどに息を吹き込む子どもたち=30日、福井県越前市都辺町

 親子がかまどでご飯を炊いて食べる催しが30日、福井県越前市都辺町の白山公民館で開かれた。参加者は米にまつわる体験を通し、ご飯のありがたさを実感した。

 しらやま振興会が企画。越前市内外から12組の親子42人が参加した。米は地元で栽培されている無農薬無化学肥料の「コウノトリ呼び戻す農法米」を用いた。

 保田茂・神戸大名誉教授の指導の下、親子で米の量を計り、といだほか、まき割りにも挑戦。この後、約6キロを四つの釜に分けて炊いた。

 かまどに火が着くと、子どもたちは竹筒で息を吹き込み、煙にむせびながら様子を見守った。保田名誉教授は「火の加減は湯気の色の変化で判断するとよい」などとアドバイス。「難しい」との声には「においでも分かります」と話していた。

 炊きあがったご飯は、公民館に持ち込んで早速試食。豚汁、漬物と一緒においしそうに頬張っていた。白山小2年、畠航大(こうだい)君(7)は「火をおこすのが面白かった」、母親の亜弥子さん(39)は「手間のかかる仕事。家ではできず、子どもたちにとって貴重な経験になった」と話していた。

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