事故のあったUACJ福井製造所=26日午後4時35分ごろ、福井県坂井市三国町黒目

 26日午後1時ごろ、福井県坂井市三国町黒目のアルミニウム製品製造最大手「UACJ」(本社東京)福井製造所鋳造建屋内で、溶かしたアルミを鋳型に入れる作業中に蒸気が噴出する事故があった。鋳型の近くで作業していた、いずれも社員の同市三国町山岸、村上浩康さん(30)が顔や左腕などのやけどで重傷、同市三国町南本町2丁目、小寺正人さん(54)が右肘の骨を折る重傷を負った。20代の男性派遣社員が首に軽いけがをした。建屋の損壊などはなかった。

 同製造所や坂井西署によると、約700度に溶かしたアルミを機械で鋳型に流し込み、固める作業を行っていた際、何らかの原因で水が鋳型に入り、液状のアルミとともに蒸気が噴出したとみられる。建屋内では当時、4人が作業していたが、全員が防護服とヘルメット、防護面などをしていたという。同署が原因を調べている。

 同製造所の山口久雄総務部長は「けがをした作業員には申し訳ない。原因を究明し安全対策に努めていく」と話した。

 UACJのホームページによると、同社は2013年10月に古河スカイと住友軽金属工業が経営統合し発足。福井製造所は主力工場としてアルミニウム板の製造などをしている。従業員は550人。

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