全国都道府県対抗男子駅伝競走大会レース後の山崎芳喜監督(右)と福井県選手=広島国際会議場

 第21回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は24日、広島市の平和記念公園前を発着点とする7区間48キロで行われ、福井県選抜は、2時間25分47秒で36位だった。1区で42位と出遅れたが、徐々に順位を上げる粘りのレースをみせた。

 大会前、山崎芳喜監督に「今年は弱い」と言われていた高校生ランナーが奮闘した。チーム最高の区間25位をマークした国川恭朗は「高校生の意地をみせたかった。自分の力を出し切れた」と胸を張った。

 7区間48キロのうち、3区間計20・5キロを走る高校生の力量が順位を左右するといわれる。出走者の記録を基に算出した高校生ランキングで福井県は46位。頼みの一般勢も窪田忍(トヨタ自動車)がけがで欠場し、早川翼に白羽の矢が立ったのは大会直前。福井県選抜は大苦戦が予想されていた。

 「周囲に誰もいないとどうしてもタイムは遅くなる。何とか集団で次に渡そう」。監督の言葉に選手が応えた。1区の川口慧は「思い切り走ってぶつかる」と必死に食らいついた。大きな遅れが致命傷につながる区間を1年生ながら堂々と走りきった。

 同学年のライバル川口に「負けられない」と4区兵田聖夜も区間37位と踏ん張った。万全とはほど遠い状態で役割を果たした早川、大学生最後の駅伝で意地の走りをみせた山口修平ら一般勢も奮起。「精いっぱいのレース。よく健闘した」(山崎監督)。前評判を覆す高校生3人の力走もあり30位台を確保した。

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