後援会会員(右)と写真に納まる中村悠平選手=21日夜、福井県大野市城町の学びの里めいりん

 地元のエール届け—。福井県大野市出身でプロ野球東京ヤクルトスワローズの捕手中村悠平選手(25)を市民らで激励する「中村悠平大野後援会」が21日、発足した。会員数は350人を超え、同日夜に同市城町の学びの里めいりんで開かれた設立総会には200人余りが詰めかけた。中村選手は「福井や大野に明るいニュースを届けられるよう頑張っていく」と力強く話した。

 中村選手は大野市陽明中、福井商高を経て、2008年のドラフトでヤクルトから3位指名を受けて入団。昨年はセリーグの捕手で唯一、規定打席に到達し、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。

 福井商高OBが中心の福井市を拠点とした後援会はすでにあったが、出身地の大野市でも後押ししようと、有志が昨年の夏から立ち上げを計画してきた。

 総会で発起人代表の松田耕明(やすあき)さん(54)は「今後の活躍の一助となるよう、皆さまと応援したい」とあいさつ。会長には岡田高大市長が決まった。後援会では中村選手を招いた講演や交流会を行う予定。神宮球場(東京)への観戦ツアーも実施したい考えだ。

 中村選手は父・克彦さん(46)、母・有紀さん(47)と一緒に登壇。昨年を「さまざまな経験ができた1年。皆さまの応援が力になった」と振り返った。「5年、10年と長いスパンでやってこそ本当のレギュラー。日本一のキャッチャーを目指す」と飛躍を誓った。

 プロ入り後、帰郷できるのは年末年始などわずかな時間だが、市内の児童に野球を教えるなど地元を「特別な存在」と大切にしている中村選手。総会後は会員一人一人と握手をして見送った。

 中村選手のユニホームを着てあわら市から駆け付けた中村二郎さん(37)は「ヤクルトは20年来のファンで、中でも福井県出身の中村選手は格別に応援している」と、さらなる活躍に期待を寄せていた。

 後援会への入会は随時受け付けている。18歳以上が対象で、入会費、年会費ともに1人千円。問い合わせは松田燃料店=電話0779(65)2557。

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