大野市下打波の県指定天然記念物「白山神社のカツラ」の主要な枝二本が折れていることが二十三日分かった。昨年十二月の記録的な大雪によるものとみられる。

 カツラは高さ約二十八メートル、幹回り一三・九メートルで、樹齢約千年。地上約五メートルの所から、何本にも枝分かれしている。同神社境内は今も一メートル以上の積雪があり、大きな枝二本が折れているのが確認できる。

 地元住民によると、折れたのは十二月中旬。同区は市内でも雪深い地域だが「枝が折れたのは五六豪雪時に一本折れて以来ではないか」と話している。

 大野市教委と県文化課では、天候や積雪状況をみながら現地調査し、保全策を検討する予定。

 カツラは一九五九年に県の天然記念物に指定された。白山を開いたとされる泰澄大師が白山へ向かう途中、この地で食事をし、地面に刺した箸(はし)が成長したとの伝説が残る。

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