大工の五十嵐亮さん(右)の指導でウッドボックスを作る参加者=8日夜、福井市中央1丁目のコワーキングスペース「sankaku」

 自分自身で暮らしの空間をつくるDIYを楽しんでもらうワークショップが8、9の両日、福井市のガレリア元町商店街のコワーキングスペース「sankaku(さんかく)」で開かれた。参加者は大工の五十嵐亮さん(39)=福井県越前町=からプロの技を学び、本棚などとして使えるウッドボックスを手作りした。

 福井新聞「まちづくりのはじめ方」企画班が参画するまちづくり会社「福井木守り舎」と、住まい手と一緒に進める家造りを目指す五十嵐さんが、昨年12月のトークイベントと連動させて開いた。

 板4枚を四角い枠にした形状のウッドボックスは、高さと幅が各37センチ、奥行き29センチ。A4判の本が収まるサイズで、雑貨やプランターを置く飾り棚にもなる。

 8日夜の回は、30代中心の男女4人が参加し、差し金や電動ドライバーの正しい使い方を教わりながら製作した。五十嵐さんは▽木工のビスは10〜15センチ間隔で打つ▽かんなは木目に逆らわずにかける—と丁寧にアドバイスした。

 「だぼ」と呼ばれる木片でビスを隠して見栄えをよくするのが、プロならではの技術。夫と参加した同市の竹森寧子さん(36)は「きれいに仕上げるこつを知ることができた。次は家具に挑戦したい」と声を弾ませていた。

 作りたい物をイメージして作れるようになる訓練として、ボックスの立体図を描いて部材の寸法を把握する作業も体験した。木工が趣味の参加者は、道具・資材の選び方や価格についても積極的に学んでいた。

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