福井県若狭地方で行われている「若杯者プロジェクト」。しっかりがっつり取材させていただきました。

若杯者プロジェクトに携わった方も、そうではない方々も、地元の若者が一から作り上げたお酒を飲むことで、より故郷を大切に思ってくれればいいなと思いました。

たったの1日の参加でしたが、普段飲んでいる日本酒が、どれだけ人の手や時間をかけて手元に届くのか、少しだけ知ることができました。ありがとうございます。

 福井県鯖江市に「ゆるい移住」している、ゆるパブリック(通称ゆるパブ)メンバー江戸しおりが、福井で、これ変じゃない?でもなんかいいね!と思ったことの第2弾。

■福井の人、ようこそ言い過ぎ

 私が福井で初めて会う人に自己紹介をする時、県外から来ましたっていうことを伝えないといけないんですが、その時の反応がみんな一緒!
「あらー、そんなに遠くから。ようこそー。」って。

 私日本人だけど、「ようこそ」って日本語を日常生活で使ったことが皆無に等しいことにその時気付いたんですよ。

 けど、福井の方は、「ようこそ」ってすぐ言う。
 なんてあったかい人たちなんだろうっていつも思ってます。
 みなさん優しいお言葉をいつもありがとうございます。

■福井のおみくじ、ちょっとうける

 先日、越前市に初詣をしに行ったんです。
 初詣といったらやっぱりおみくじ!ということで、引いたんですが、超気になる項目が。
 おみくじって「待人」、「失物」、「縁談」とかの項目がありますよね。
 そこに、何やら気になる文字が。
 それが、「養蚕」。

 いやいやいや、大抵の人は養蚕しないよ。

 と思ったけど、どうやら福井県内の神社のおみくじには「養蚕」の項目があることは珍しくないとの情報が。

 福井県といえば羽二重に代表されるように、かつては養蚕が盛んだったので、その名残なんだろうと思いますが、生まれて初めて見る「養蚕」の項目に、驚かずにはいられませんでした。

■福井にも、流行りの五郎丸、あるよ!

 昨年話題になった人といえば、やはりラグビーの五郎丸選手。
 実は鯖江市にも五郎丸はあるんです。

 しかも、坂井市には太郎丸、あわら市には次郎丸、福井市には三郎丸、越前市には四郎丸という地名があるんです。
 一郎丸がないのが残念。

 調べてみると、「丸」というのは開拓地を表していたそうで、次郎さんが開拓した土地は次郎丸になるとか。
 つまり、五郎丸は五郎さんが開拓した土地ということなんですね。
 意外と安易だ。

 けど、地名の由来って調べてみるとなかなか面白いですね。

 福井県って難読地名もけっこうあったりして、小浜市にある若狭湾観光連盟では、「若狭路難読地名番付」というものをつくっているんです。
 最近は難読地名を逆手にとって町おこしをしている地域もあるので、福井県でも盛り上がるといいですね。

 そんな私は北陸本線の越前花堂駅を通る時、なんで「はなんどう」やねん!「はなどう」としか読めないし。と気になって仕方がありません。
 ただの訛りなのか、なんらかの理由があるのか、私は知りたい。

 こんな感じで書きましたが、実はこれを書くのには紆余曲折があったんですよ。

 まず、新聞、やべえ、頑張らなきゃって思って初回の記事を書くじゃないですか。
 まあ、見事ダメ出しくらったよね(笑)

 私結構真面目だから、福井でやっている楽しげなまちづくり系イベントに参加して、いろいろ書いてみようとか思ったわけです。
 それが、福井県若狭地方での「若杯者プロジェクト」。
 19歳の若者が田植えから何から全部やって日本酒をつくり、成人式に贈呈するというものなんだけど、普通に面白いし、地方の抱える耕作放棄地とか、農業問題について若者が考えるきっかけにもなるし、すごくいいプロジェクトだ!と思ったわけです。

 これは、書くしかない!と思って、福井新聞に記事書きます!とか言って代わりに酒粕までもらって帰ってきて、完璧じゃねこれ?ってくらいの記事書いて提出してみた。
ら、ダメ出し。
 うそーん。て感じ。

 じゃあもう全然違うこと書くよ!と吹っ切れて今に至る。
 段落とか字下げとか、文章のルールなんて知らん!
 ブログみたいに自由に書く!と決めました。
 そんなことがあって、今回の記事が出来上がりました。

 福井に来てから、自己紹介をすると必ず「江戸しおりって本名?」って聞かれるんだけど、本名です(笑)
 で、「やっぱ出身は東京なの?」「いえ、千葉です」ってやり取りがいつもの流れなんだけど...。

 知ってますか?
 人口当たりの江戸さん率、福井が全国1位であることを!
 総数でも全国4位ですよ!

 以上、外から見た福井の不思議なお話でした。(ゆるパブメンバー、江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。鯖江市に「ゆるい移住」している江戸しおりさんを中心に執筆中。

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