浄土真宗誠照寺派本山誠照寺=福井県鯖江市本町3丁目

名物ソースカツ丼。なんでご飯とカツを別にしないの。

 福井県鯖江市に「ゆるい移住」している江戸しおりを中心に、福井のまちの「パブリック」に迫る「ゆるいパブリック(通称ゆるパブ)」コラム。初回は関東生まれ関東育ちの私、江戸が、福井で、これ変じゃない?でもなんかいいね!と思ったこと、気づいたことを勝手気ままに書きます。

■福井の人、挨拶しすぎ

 これは福井に来た当初、本当に気になって仕方がなかったです。

 もしかしたら鯖江が顕著なのかもしれないけど、とにかく挨拶しすぎ(笑)
 田舎の人って都会に比べたら挨拶をする人が多いですが、鯖江の感じはその比じゃない!

 思春期真っ只中、できれば大人と言葉を交わしたくない中学生のお兄ちゃんも、JKもみんな挨拶してくれる。

 さらに、自転車の人まで。
 向こうから来た自転車のお姉さん、すれ違いざまに「おはようございます」って。
 いや、スピード感!(笑)
 こっちもまさかそのタイミングで挨拶されると思ってないし、「え?あ、お、おは...」ってなった時にはお姉さん遥か彼方。

 こういうことがあるから、人とすれ違う時は向こうが歩きだろうが自転車だろうがトラクターだろうが、いつでも挨拶を返せるように構えるようになったよね。
 自分からしろよって感じなんだけど。

■福井の人、ご飯なんでもまとめすぎ

 福丼県とか言って丼ものアピールしたりしてるけど、本当に丼もの文化が進んでいるなと。

 代表的なのはソースカツ丼。私からしたら、なぜご飯とカツを別にしないのか。
 卵でとじないなら、もはやそれはただの白米とおかずにすぎないと思うんです。

 越前そばとかもね。
 おろしそば、全部まとめる必要ないじゃんって。

 けど、この疑問を地元の方にぶつけてみたら、福井は共働き世帯が多いから、時短のためにどんどんまとめるんじゃないかなって言われたんです。
 確かに福井県の女性の有業率は全国1位で、共働き世帯はかなり多いんです。
 忙しいお母さんが多いから、すべてをまとめる方向に向かって行ったのかな。不思議。

 そういえば私がお世話になっているネイルサロンのお姉さんも、家では丼ものをよくやるって言ってたなあ。
 家で丼ものとか普通そこまで出てこないよ。

 福井謎すぎる。けど、効率重視は嫌いじゃない!

■特に鯖江、仏教根付きすぎ

 鯖江市は曹洞宗の大本山、永平寺の直末寺である萬慶寺、親鸞の孫とともに教えを広めていたと言われる浄土真宗誠照寺派本山誠照寺、親鸞の長男が建立した浄土真宗山元派本山の證誠寺と、大きなお寺が多く、仏教がかなりさかんな地です。

 それは市民も意識していることのようで、宗教が考え方、行動の基本であると思っている人が多いようです。
 お年寄りだけでなく、20〜30代の方でそう言っている方に何人もお会いしたことがあります。
 常に自分より他人という自己犠牲の精神とか、ちょっとした知り合いのお葬式にも顔を出すとか、そういう人と人とのつながりが感覚の中に根付いているから、挨拶も誰にでもするようになるのかなって思ったり。

 さらに、鯖江市のある地区では少なくとも30〜40年前は、ラジオ体操のはんこをもらう時に浄土真宗のお経を唱えないといけなかったらしい。
 小学生にしてお経が唱えられる仏教サラブレットが育つ町、鯖江、意味がわからない。

 他にも、東西でお経が違うんだよと言いながら、どちらのお経も唱えてくれたり。

 せっかく唱えてくれたところ悪いんですが、違いよくわかんないです笑

 あと、お通夜でお坊さんがお経を唱えたあと、町内の班長がさらにお経を唱える地域もあるらしい。
 なんでお坊さん呼んだんだよ。
 突っ込みどころ満載でしたが、これ以上聞いたら収拾がつかなくなりそうだったのでやめました。

 ほかにもいろいろありますが、初回はこの辺で失礼します。
 次回は、この続きと、私の紹介を考えています。(ゆるパブメンバー、江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。鯖江市に「ゆるい移住」している江戸しおりさんを中心に執筆中。

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