目的の本がある書棚まで案内するアプリ「さばとマップ」=6日、福井県の鯖江市図書館

 福井県の鯖江市図書館は6日、お目当ての本がある書棚まで案内するスマートフォンアプリ「さばとマップ」の運用を始めた。館内の現在地と目的の本がある書棚が表示され、簡単に探し出すことができる。

 日本最大の図書館検索サイトを運営する「カーリル」(本社・岐阜県中津川市)と同館が共同開発した。市によると、アプリを使った位置情報を含む図書の検索サービス提供は公共の図書館としては全国で初めてという。

 位置情報の把握は、館内に約130個設置された「iBeacon(アイビーコン)」という位置測位システムと、書籍の位置情報のオープンデータを組み合わせて実現。書籍名や著者名などを入力すると、目的の本がある書棚が画面上の館内マップに表示される。貸し出し中か否かも分かり、アプリからの予約も可能。現在地や進む方角も細かく示される。

 約34万冊を所蔵する同館には検索用端末が5台あるが、持ち運びできない上、混雑時は順番を待つ必要があった。早苗忍・市文化の館副館長は「スマートフォンアプリを使い慣れている若い人たちが図書館を利用するきっかけになれば」と話している。

 アプリは無料。使用中は近距離無線通信「Bluetooth」の設定をオンにする。iPhoneとiPadはiOS9以上、Androidは4・3以上の端末に限る。各端末のアプリストアでダウンロードできる。

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