福井県内の過去10年の交通事故死者数の推移2015

 福井県内で2015年に交通事故で亡くなった人は、前年比2人減の47人だったことが2日、福井県警のまとめで分かった。7〜12月の下半期で約7割に当たる32人が犠牲となった。事故死者のうち65歳以上の高齢者は26人と、3年連続で半数を超えた。

 犠牲者の内訳は▽四輪車26人(運転者18人、同乗者8人)▽二輪車5人▽自転車4人▽歩行者12人。

 1年を4期に区切ると、7〜9月期が13人、10〜12月期が19人と目立った。特に、11月は9〜12日の4日間で死亡事故が5件相次ぎ、計5人が亡くなった。福井県は11年4月以来となる多発警報を発令した。

 福井県警交通企画課によると、下半期の死亡事故は薄暮時に多く発生した。中谷透管理官は「運転者も歩行者も視界が悪くなる夕刻は最も注意が必要」とし、16年は薄暮時のパトロールを強化する方針。

 四輪車の死者26人のうち、半数の13人がシートベルトを着用していなかった。高速道での死亡事故は5件6人と、前年の1件1人から大幅に増加。飲酒運転が絡む死者は前年から半減の2人だった。

 亡くなった高齢者26人中、歩行者は10人。このうち8人が自宅から500メートルの範囲内で事故に遭った。また夜間に犠牲になった8人中7人は、福井県警が着用を促す反射材を身に付けていなかった。また、26人の約8割に当たる20人を75歳以上が占めた。

 15年の総事故件数は2万4207件(前年比871件減)。人身事故は2188件(同228件減)となった。

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