「オシャレな日傘」をテーマにしたデザインコンテストで最優秀賞に輝いた米田さん(左)と準優秀賞の友嵜君=福井市の科学技術高

 傘製造販売の福井洋傘(福井市)が主催する全国公募「第4回傘デザインコンテスト」で、福井県立科学技術高テキスタイルデザイン科3年の米田奈央さん(18)の「風花」が最優秀賞に輝いた。同科3年の友嵜康平君(17)の作品も3番目の賞に当たる準優秀賞に選ばれた。米田さんのデザインは同社によって製品化される。

 同コンテストはデザインに対する意識向上、アイデア表現の場を提供するのを目的に開いている。今回は「オシャレな日傘」をテーマに、全国から一般も含め61点の応募があった。書類選考後、デザイン画を高島屋新宿店、大阪店でそれぞれ1週間展示し、来店者やバイヤーの投票で最優秀賞、優秀賞、準優秀賞各1点を決めた。

 米田さんの「風花」は、多数の小さな花が風に舞う様子を描いた作品。生地は黒色、花は白色とシンプルな色にまとめた。らせんを描くように花を配置し、傘を回したときにかわいらしさが出るよう工夫した。

 友嵜君の作品「開花する、涼しげな空間」は薄いピンク色の花びらと明るい緑色の葉が重なったようなデザインで、傘全体を一つの花に見立てた。折り畳み式で、閉じた状態は「つぼみ」、使用時は「開花」をイメージした。

 2人とも授業の一環で各種コンテストに応募しているが、ともに受賞は今回が初。製品化に向けて、米田さんは「自分が持ちたいと思ったものをデザインした。どのように製品化されていくのか楽しみ。少しでもいいものに仕上げたい」と意気込んでいる。友嵜君は「花びらと葉のバランスを考えるのが難しかった。高校生活のいい思い出になった」と笑顔をみせた。

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