設置された案内板

 福井県小浜市遠敷地区の有志らが集まる「遠敷地区ふるさとづくり推進会」はこのほど、鯖街道の針畑越えルートにある、おにゅう峠の頂上(同市上根来)に方位案内板を設置した。

 鯖街道で京都まで最短距離の針畑越えルートは、以前からバイクのツーリング客らが多かった。しかし案内板が少なく、ルートが合っているか不安を感じるという声が挙がっていたため、同推進会が2011年ごろから案内板の設置を計画してきた。鯖街道が今年4月に日本遺産の認定を受けて以降、県内外から観光客が増加したこともあり、10月におにゅう峠に据え付けた。

 古民家から譲り受けた高さ60センチほどの丸い井戸の枠を、土台として活用。土台に載せた直径60センチほどの円形の案内板には、地形図に、小浜湾や大飯原発など目の前に広がる景色の名称や、周辺にある山や峠との位置関係が示されている。地図の回りには5センチほどの余白を残し、今後情報を追加で記入できるようにした。

 同推進会の仲野實さん(70)は「小浜をPRする上で役立てていきたい」と話している。同推進会では、公認ガイドの認定なども考えており、仲野さんは観光客らに良い印象を持って帰ってもらえるよう「さらなるおもてなしをしていきたい」と意気込んでいた。案内板は二つ作り、一つは遠敷公民館で保管している。

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