山に沈む夕日(左)の右側にもう一つ太陽のように見える「幻日」。夕日からは上空へ太陽光が延びる「太陽柱」も観測できる=20日午後4時ごろ(玉林修二さん提供)

 太陽光が柱のように空へと延びる「太陽柱(たいようちゅう)」と、太陽から離れた位置に太陽と同じような丸い光が見える「幻日(げんじつ)」とみられる現象が20日夕方、福井市で同時に観測された。いずれも、雲の中にある氷晶に太陽光が反射することで起きる現象で、福井地方気象台では「珍しい現象」と話している。

 玉林修二さん(61)=坂井市春江町=が同日午後4時ごろ、福井市二日市町から、西方向の国見岳に沈む“二つの太陽”を観測した。玉林さんは「二つ並んだような太陽は初めて見た。とても神秘的で、スマートフォンで写真を撮った」と興奮気味に話していた。

 太陽柱は、日の入りか日の出の時に確認されやすいという。同気象台は太陽柱と幻日について、「写真だけで判断はできないが、20日は快晴で上空に薄い雲が広がっており、発生しやすい条件は整っていた」と話している。

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