繊維加工用界面活性剤などの化学品、化粧品製造販売の日華化学(本社福井市文京4丁目、江守康昌社長)は18日、東京証券取引所市場第2部への新規上場が承認されたと発表した。上場予定は25日で、名古屋証券取引所との2市場で株式の売買が可能となる。

 福井県内に本社を置く東証1、2部上場企業は日華化学で11社となる。名証2部(1993年上場)に加え、東証2部に上場する狙いとして同社は▽資金調達の多様化▽ガバナンス(企業統治)や経営基盤強化▽知名度・信用力向上による優秀な人材確保—を挙げている。上場時の発行済み株式総数は1771万株で、公募・売り出しはしない。

 同社は1941年設立。研究開発型企業として国内外に17拠点を持ち、繊維加工用薬剤分野では顧客ニーズに即した製品を開発し、アジアでトップシェアを確立している。80年代には美容業界向け化粧品事業に進出。「デミコスメティクス」ブランドを主力に、ヘアケア剤などの拡販に取り組んで業績を伸長させた。14年12月期の連結売上高は399億3千万円、経常利益は30億7200万円、純利益は14億4600万円。

 日華化学は16年に設立75周年を迎える。連結売上高500億円を目標に掲げ、生産拡大や新規事業創出に向けた設備投資、研究開発を積極展開している。

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