サンタクロースからプレゼントを受け取る子どもたち=16日夜、福井県敦賀市男女共同参画センター

 福井県敦賀市の「こども食堂 青空」で16日夜、クリスマス会が開かれた。訪れた子どもたちは、食事とともにクリスマスにちなんだ物語の朗読などを楽しんだ。また、この日から料金を無料とし、来年春には同市松原地区にも開設する。

 青空は、会長の中村幸恵さん(49)=津内町1丁目=らボランティア有志でつくる市民団体が、ことし9月から同市男女共同参画センター(三島町2丁目)で月2回開設している。温かい食事を提供し、子どもたちの心身の成長を支援するのが目的。

 開設から約3カ月が過ぎ、毎回20人余りの子どもたちが利用するようになっている。趣旨に賛同する市内外の個人・団体から、一定の協賛金や食材の提供が得られているため、子ども料金を無料にすることにしたという。

 今年最後となったこの日は、スタッフが調理したエビフライや煮物などに加え、子どもたち自身が果物をトッピングしたカップケーキを味わった。食事後は同市在住の女優人村朱美さんによる小説「賢者の贈り物」の朗読、若狭町ご当地ヒーロー「五湖レンジャー」やサンタクロースからのプレゼントがあり、子どもたちは楽しいひとときを過ごした。

 来春には、同市松原地区の介護施設にも開設する計画で、同地区で調理や運営を手伝ってくれるボランティアを募集している。中村さんは「子どもがくつろぎ、食事で笑顔になる姿がうれしい。どの地域にも歩いて行ける距離にこども食堂ができることが目標」と話し、活動の広がりに期待している。

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